ぴぃ・ダイアリー

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心が揺れた瞬間を、出来るだけ書き留めておきたい、そんな場所です。

4年くらい待った担当のソロ曲で人をドン引きさせるくらい大泣きしてしまった話

こんばんは。ぴぃ高です。

 

 真剣な顔面のうちに真剣な話は済ませてしまおうということで、続けてアイドルマスターシンデレラガールズのことについて書いていこうと思います。

 

 今回書きたいのは、喜多見柚についてです。

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(記事のサムネ用の画像です。前の記事で日菜子のこと書いたのにサムネが柚だったの反省してます。)

 2019年の9月、幕張でのライブを見て、6回総選挙の後から2年間閉じ込めた気持ちが溢れて止まらなくなって、シンデレラガールズというか、アイドルマスターのコンテンツ全体でもいちばんの熱量を持って一年間彼女に向き合いました。

 そうやって向き合ったからこそ、今まで抱いてきた感情がさらに強くなったり、今まで抱いたことの無い感情を抱いたりすることが増えました。

 ただ、その感情をTwitterとか、通話とかで吐き出すことはしませんでした。出来なかった、といったほうが正しいかもしれません。

 できるだけ飄々と、できるだけ人を気遣わせないように。きっと彼女もそうするはずだと思ったから。

 一年間向き合ってきて、何度か節目を迎える度に、彼女に対する気持ちを吐き出そう、と思ってこのブログを立ち上げたのですが、結局書かずじまいで下書きをメモに閉じ込めていました。

  

 そういった気持ちを、吐き出さないといけない、前に進みたいと思ったのは、2020年12月22日のことでした。

 この日の僕は普通にバイトをしていました。

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 はい。平常運転です。この社会に対してナナメに構えた人間が2時間後にこうなります。

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 今見返しても面白いくらいに動揺してるなコイツ。

 そう、この日は「しんげきえくすて 第32話」の公開日、喜多見柚のソロ曲「思い出じゃない今日を」が発表された日でした。

 

 バイトの休憩中にTwitter開いたらなんかサムネ出てて、理解できないまま頭抱えてたら、中の人(武田さん)のツイートが大量に流れてきて「無理無理無理無理しんどいしんどいしんどい」って思いながら身体の震えとクシャクシャになりそうな顔面を抑えるために無理やり笑顔を作り続けて3時間くらい働いた記憶があります。この日は間違いなく、2020年でいちばん接客が良かったとおもいます。

 

そして、家に帰り、一度、二度、三度と観て。

四度目くらいで、ようやく意識がハッキリして、堰を切ったように涙が出てきたのを覚えています。しんげきのアニメの内容から、エンディングまで、柚というアイドル、いやどちらかというと「少女」の特徴が描かれていました。

 彼女は「見せたい自分」と「見せたくない自分」がものすごくハッキリしている子です。彼女にとって見せたくない「喜多見柚」とは、彼女の中でとどめておきたい「喜多見柚」とは何か。僕は「ネガティブ・ナイーブ」なところだと思います。

 この回のアニメは、関裕美ちゃんと本番前にモノマネをして緊張を紛らわす、というシーンが中心でした。

 「モノマネをして、なるべくマイペースであること」がこのときの彼女にとって「見せたい自分」だったのですが、裕美ちゃんには「見せたくない」姿である、「緊張」を見透かされてしまいます。

 その、ある意味「弱点をモロに晒してしまった」あとの彼女のセリフがこちら。

 

「帰ってきたら、今度は裕美ちゃんがフリスクのモノマネだからね!」

 

 ここで涙腺終わりました。この記事書くために何回か見返したけど毎回ここで絶対に終わる。

 

負の側面を見られたくない、なるべく明るい、自分でありたいという彼女の欲求。

裕美ちゃんに対してちょっぴり仕返しをしたい、というイタズラごころ。

緊張のあとも、楽しみな時間を作りたいという

楽しさを忘れないという気持ち。

 

 もしここのセリフが「よし、頑張ってくるね!」とかだったら、きっと「喜多見柚にソロ曲が出来た!」という事実しか頭に残ることはなかったと思います。

 

  ここまで曲について話してませんね。

 そう、お恥ずかしいことながら、12月22日の時点では「しんげきの途中のセリフで毎回涙腺が終わるせいで頭に曲が入ってこないせいで全く曲について語れなかった」んです。

 というか一週間くらい「曲ホントにあるの?夢でしょ?」って思いながら過ごしてはアニメ観て泣いて、snowlove叩いてを繰り返してました。

 

 そして1週間後、スターライトステージの方にワンコーラスが登場するわけなんですが。

  

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 この画面で「うわああああやめろ!!!」って言ってスキップしました。心の準備が出来てなかった。

 そして1時間くらい経って、覚悟を決めてコミュを観て、曲を聴いて。

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こんな感じになりました。

 

……ちなみにこの日の他のツイートなんですが

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キチガイですね。

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麺納めだったらしいです。

 

話が逸れました。

 

 この日は「無理」「しんどい」としか言えなくなっていて、感情の海に溺れるってこういう感覚なんだろうなって思いました。

 それでももがいて、言葉という藁にすがって、誰かに伝えたい、話したいと思い、ミリシタとかいう存在しているか定かでないゲームのラウンジメンバーを通話に召喚しました。

(某ラウメンへ 今だから言うけど、泣きつけば来るってことはだいたい読めてたので、あのハッシュタグに対していいねを飛ばしたのは「戦略」です。すまんな。)

 

 その通話中なんですが今思い出してみても、生き恥を晒すってこういうことかってくらい泣き続けていたんではないかと思います。過去いち恥ずかしかった通話かもしれません。失言、同じことの繰り返しのオンパレード、支離滅裂な言動、突然発狂する患者。彼も多分ドン引きしてたんじゃないかなと。

 

 そんな通話のなかで、実りがあったって思ったのは、喜多見柚というアイドルが、キャラクターが、女の子の好きなところを、見つめ直すことが出来たところでした。(あとクソ早稲田高山の非人道的なゲームシャニマスの良いシナリオの共有。これもまた書きたいネタではあるのでいずれ。)彼に「言語化したほうがいい、すべき」と言われなければ辿り着くことが出来なかったと思います。

 

 喜多見柚というキャラクターは、ものすごく自分に近い価値観を持っている気がします。

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 曲追加のコミュの一節なんですけど、これ僕めっちゃ言いそうじゃないですか。6点リーダーのあとに「いやぁ」とか「まぁ」「でも」とか付けがち。

 

 ただ、彼女と僕を明確に分けるポイントがあって、

 柚は「好きなもの」「楽しいこと」に対しては素直に「楽しい」と思って、楽しむことが出来る女の子です。

 対して自分は「楽しい」と思ったことに対して、「どうして楽しいのか」と、言葉や理由を探してしまいます。

 どちらが良いとか、悪いとかはいったん置いといて、自分は彼女のそういった素直な気持ちを解放出来るところが、自分にない「あこがれ」であり、その「あこがれ」が彼女のことが好きな理由のいちばん大きい部分を占めているのだと気付きました。

 

 ......というわけで、ここから、ようやく、彼女のソロ曲「思い出じゃない今日を」について話を進めていくわけですが。

 

 ここで素直じゃない僕からひとこと。

 

 「遅ぇよバカ、〇ね!!!!!」

 

 担当になる前から追ってた時期含めればだいたい4年くらい、曲もなかなか増えず、後から出てきた子にガンガンチャンスが回ってきて歯ぎしりしまくってたし、カバーはゆずで安直だし、直近のCMの発表のときは本気で「しょうもな、アイドルマスターシンデレラガールズこういうとこマジでしょうもない」って思いました。

 

 こんな感じにちょっとナナメに構えたがゆえに、曲に対してものすごいカウンターパンチを食らいました。

 

 外面じゃ「パッション」もろ丸出しというか、「あ、元気だな」みたいな印象があって、そういった曲が多いんですが、「思い出じゃない今日を」は彼女の「内面」を描いていて。

 しんげきのアニメのことを書いたときの言葉を使うなら、「柚にとって見せたくない自分」が出ています。

 この記事の前に同じライブで初披露された「喜多日菜子」の「世界滅亡 or KISS」について書いたのですが、

 

island7beauty.hatenablog.com

 (こうやって宣伝していかないとね)

 

 日菜子の曲が「彼女の夢、妄想の手記」であり、名刺のようなものだとしたら、柚の「思い出じゃない今日を」はさしずめ「独白」「自己分析」のようなものじゃないかと思います。

 

 この子を知るための曲としてではなく、この子をある程度知ってから聴くべき曲です。「世界滅亡-」が「あんこくきょうだ」ならこの曲は「すいりゅうれんだ」ですね。ちなみに僕のウーラオスはいちげきです。素晴らしい火力ですなwwwサブウェポンも充実していますぞwwwふいうちはありえないwww

 

 今回のライブで披露されたとき、春菜ちゃんの「春恋フレーム」ですごい元気に跳ね回ったあととは思えないくらいすごい落差で沈んで立てなくなってしまいました。それこそ連れのオタクふたりはドン引きしていましたね。ずっと泣いてた。茄子さんの「初夢をあなたに」とか「印象」とか好きな曲いっぱいあったのに記憶にないくらいには。

 

 武田さんのMCも、ものすごく刺さりました。

柚のソロがずっと無いことを気にしていたこととか、柚の臆病さ、内面について言及していたところとか。表現者として、キャラクターに対しての愛情が深く伝わってきて、おこがましい表現ですが「信頼」しかなかったです。スノーマンのイヤリングが見えたときは呼吸困難になりました。同室のオタク、背中をさすってくれてありがとう。

 

 今回のライブは、セットリストどうこうというより、曲単体に頭をぶん殴られることがいつも以上に多かったなと思います。断片的な記憶しか無いっていうのも、またひとつの醍醐味かなと。

 

 担当になってから、喜多見柚の担当として何かを成し遂げたり、行動したりしたことはあまりないと思っています。

 未だに彼女のことを「担当」と名乗る前の「総選挙で2年間全ツッパした」ことくらいしか「プロデュースした」って実感がありません。

 それでも去年1年間くらい、しっかり向き合った時間と、それ故にソロ曲でものすごく感情が動いたという事実は揺るぎがないです。

 

 まずは素直に、好きなものは好き、って言えるようになるところからはじめないといけないなと思います。

 

 

 今年の目標にも「斜に構えず素直になる」って書いたしね。

 

 

 長文失礼しました。それでは。

 

 

 

 ぴぃ高

 

 

 

P.S

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今年の目標のうちひとつ「課金をしない」について、失敗したことをここにご報告します。滅びろCygames。