ぴぃ・ダイアリー

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心が揺れた瞬間を、出来るだけ書き留めておきたい、そんな場所です。

私怨のこもった面子に狙撃されてしまった問題のシーンを振り返る〜シンデレラガールズ10周年ライブ福岡公演振り返り(3)

アローラ!

ぴぃ高と申します。

 


 今、このブログには紆余曲折、様々なオタクライフを経験した方が訪れていると思います。

 きっとあなたには、「昔好きだったけど今は離れているもの」があるはずでしょう。

ここから僕が書いていく文章は、そんな「過去の好き」と「今の好き」に突如襲撃を受けた男の物語。

 比較的短めなので、笑いとばしながら読んでもらえると嬉しいです。

 


 事件が起きたのは2021年10月2日、北九州市内。

 被害者の20代男性はこう振り返る。

 「彼女は、彼女たちは、私の大事な部分を撃ち抜いていきました」

 胸元の3発の貫通痕が痛々しい。

 事件当日の状況を尋ねると、彼は突然呼吸を荒げてこう告げた。

 「前からも……」

 「前からも、どうしたんですか?!」

 「前からも……後ろからも……」

 「???」

 「前からも……後ろからもギュッして……」

 


 彼はそう言い残すと、痛々しい胸を押さえながら我々取材班に一枚のメモを手渡して立ち去っていった。そのメモには彼の受けた被害の様子が、事細かに記されていた。そのメモの様子が、以下の文章である。

 


・ギュッとMilky Way

 楽曲のイントロって、世界一優しい死の宣告だと思いませんか。

 僕が喜多日菜子というキャラクターに堕ちてから、約1ヶ月後に世に放たれた楽曲。マジで一日たりとも休みがない地獄のような日程の中、4年間のアルバイト生活で唯一「ゲームのために」シフトを直前でずらしてまで、2桁順位を取りに行ったイベント。そんな思い入れの深い楽曲。優しいピアノの音と重なる2人のシルエットに終わりを予感しました。

 

???「(感情の)起爆ホールドをこじ開ける!巻き込まれないようにな!」

???「ホップアップ発見、シャッターキャップ!!」

 

 はい、「ギュッと」と「ホールド」をかけたAPEXネタです。楽曲の様子はホールドというより、「バインド」に近かったんですが。ギイギイと締め付けてきましたね。

 

 この曲がどうしてここまで心を締め付けてくるのか、それは間違いなく今の推し、喜多日菜子とその横で歌っている佐久間まゆという女の存在です。シンデレラガールズというコンテンツに興味を持ったきっかけ、入り口の女。それと今推してる女。この2人が並んで歌うというのが、ユニットになっているのが、シンデレラガールズというコンテンツから「前からも後ろからもギュッと(圧死)してやるぞ」というメッセージを与えられているように感じました。

 ただ、歌詞は優しいんですよ。コンテンツは俺に厳しいけど、この曲の歌詞は優しい。

 この2人のどちらかというと危険を孕んでそうな「誰かを好き」な気持ちが、出来るだけ「恋する女の子の普遍的な位置」に寄り添うようになっていく歌詞。

 シンデレラガールズ恋慕枠代表みたいな立ち位置を立派に果たしているな、と思いました。

 この曲の最高の聴きどころはラスサビ後に天才的なAメロの追い討ちと、歌い終わりにくる余韻のベースラインであり、ここを「感情増幅装置」と呼んでいるんですが。ここ知らない、って方はフルを聴いて欲しいです。買え。リンゴの255円くらい俺が出してあげるから。

 ありがとう渡部チェル千葉ロッテマリーンズの応援なんてやめていい曲作ってくれ。俺も一緒に応援やめるから。な?

 このときの2人の表情が最高でした。手元にあったペンライト、黄色2本、ギュッと握ってた。もしかしてこれが、ミルキーウェイって.....コト

 さぁて、天の川眺めるか、天井天井、いや、滲んで見えねぇ......

 

・to you for me

 殺す気か~~~!!!

 北九州の全ラーメン屋の卓上調味料を思わず心音で倒してしまったあと、現実に引き戻されました。

 山下に明らかに狙われてましたね。追撃が上手すぎます。

 

island7beauty.hatenablog.com

 真面目にブログを書き始めた最初の記事がこれなんですが、実は橘ありすというキャラクターにも相当な因縁がありまして。そう、中の人が「ドルオタ時代の推し」なんです。

 シンデレラ7th幕張でこの曲を披露したときはなんというか、「デカくなっちゃって~」と親心が発動したんですが、今回はちょっと見方に変化が現れました。なぜなら「今の推しの曲のあと」にこの曲が来たから。

 橘ありすというアイドル、天井するくらいは好きなんですが、

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(マジでした)

 佐藤亜美菜さんに対する「昔の僕の好きの総量」を超えるまでには至っていなくて。キャストのほうが好きと公言してしてしまう、歪な立ち位置になっています。

 そんな橘ありす、というか亜美菜さんが、

「あの日あのとき すり抜けた手

 こんなに温かかったこと

 寄り添って 気づかせてくれた」

とか

「きっと 素直じゃなかった

 全部わかってるつもりで

 ただ走り続ければ

 追いつけるとばかり思っていたから」

とか歌ってくるのがもうグサリと突き刺してきて、「これ、俺?」となってしまいました。マジでドルオタ他界ソングにしか見えなくなって、幕張のときとは全然違う意味で違う意味で泣いてましたね。Starry Go Roundで枠に捕まっていた人間が急に固まって彼氏面し始めたのを見て後ろの人はどんな気持ちだったんでしょうか。

 

 というわけで。

 初日はこの2曲に対してクソデカい感情を抱いてしまいましたので分けて書かせていただきました。いやぁ、ひどい事件だった。

 まだまだ書かないといけないポイントはあるのですが、ここから俺の女モードが始まるので頑張ります。

 それでは。