イベント後にブログ書く風潮が苦手すぎるので、あえてその文体を真似てイベラン記事書いてその都度ツッコミを入れてみた
アローラ!
ぴぃ高と申します。
ここ最近8記事くらいもう真面目に真面目に文章を綴ってきました。
正直、疲れたし、恥ずかしい。
普段あんなテンションでSNS触ってるからここで反動のように自分の感情をぶちまけると行き場を失うナナメな自分が居るんですよね。
ということで、今回は照れ隠しネタ記事のターン。
僕の苦手なものについて、どうしてそれが苦手なのかを面白おかしく書けたらいいなと思います。不快になったら、読むのを途中でもすぐやめたほうがいい。
僕がだいたい20年間くらい生きてきて「マジで苦手だな」と思ったもの。
第一位がネギ、第二位が西野カナだとしたら、多分3位くらいには位置するもの。
それが「読み手を(おそらく)想定していない文章」です。
だいたい1年くらい前からでしょうか、そういう文章が巷に溢れるようになりました。
毎年7月を中心に量産されるそれらは、見ようとしていないのに勝手に目に入ってくるものになりました。
それが「頑張ったソシャゲのイベントの振り返り」をテーマにしたブログ達です。
「いや、見なければいいじゃん」と思った方。
その通りです。
マジでそう。
何も言い返せない。俺の負け。
なのでこの文章を読んでいる限り、あなた方は勝者です。負け犬の遠吠えを笑って見守ってください。
話が逸れた。
そのブログなんですけど、最初は「なんやこれマジで読みづらいな、何を伝えたくてこれ書いてるんだろう」としか思ってなかったんですが、
顔も名前も知らない有象無象のオタク達が、揃いも揃って「マジで読みづらいな、何を伝えたくてこれ書いてるんだろう」という感想を抱く文章をまるでダビングするかのようにこの世に放つ光景がとても面白く感じてしまいました。もはやファン。
世のソーシャルゲームはつまらないけど、狂うオタクを見るのは相変わらず面白い。
こうして「イベラン振り返りブログオタク叩き」が趣味になった僕が次に考えたのは、「俺もやってみればこんな文章書けるんじゃねぇか?」ということです。
そして「そういう文章のどこが「苦手」かを言語化すれば、きっと面白くなる」と考えたのが今回の記事のきっかけです。
では、書いていきます、が、その前に読んでおくと楽しめそうなのでこちらを置いておきます。
まずは約1年前の6月に同じようなコンセプトを持って書いたこちらの文章。
結構この時点でコピー上手くいってる気もしますね。久々に見返してちゃんと吐き気したのでこれでいいんじゃね?とも思いましたが。
次がコレ。
ネットに蔓延る「有象無象」のような文章を書くまい、と心掛けて書いたイベラン振り返り文章。
今回はこのときのイベントをもとに書くので比較ができると思います。
それでは始めます。タイトルは
「イベント期間有休もなかった僕が気付いたら担当イベントで6位を取っていた件について」
オタク叩きの境地、とくとご覧あれ。
はじめまして!ぴぃ高と申します!
はいスト~~~~ップ!!!
どうしてここでツッコミが入ったのか、皆さん分かりますか?
そう、正解は挨拶の「はじめまして」にあります。
オタクにとってイベラン記事、というものはたいてい「初めて書く記事」なんですね。このことが「普段から文章を書いていない」ということが分かります。しょうがない。これは社会が悪い。普段から暇だからって文章書いてるほうがおかしいので。
この度はデレステのイベント「パ・リ・ラ」について振り返っていきたいと思います。
実に2年ぶりとなる担当アイドルのイベントにおいて、私のような境遇で走っている人が居なかったので、私がどんな準備をして、どんな動きをしていたのかを書いていきたいと思います。
拙い文章になりますが、今後イベントを頑張りたい人のためになれば幸いです。
まずは「私のような境遇で走っている人が居なかった」という箇所。それはそうだろ。同じような人間がいてたまるかってんだ。その前提をどうしても強調したいくらい自分のことが「推し以上に」好きじゃないと書けないと思います。
続いて「拙い文章になりますが」という箇所。オタクブログの常套句となりつつあるこの文章。僕も最初期は書いていましたが、「この宣言は「拙い文章を書いていい」という免罪符」ではない、と気づいてから書くのをやめています。世に放つからには、「ぜひ読んでください」くらい、しっかりとした宣言をしたほうがいいんじゃないかなと思います。
結果
まずは結果から。
結果から言うと、今回このイベントで私は6位を取ることができました。
(イベント結果画面の画像)
今まで見たこともない景色で、結果としては大満足でした。
どうして私がこのような結果を残すことができたのか。準備の段階から紹介していきたいと思います。
オタク、結論から入りがち。
ここに「センター試験、現代文評論しかできなかった~」と言うオタクの多さがにじみ出ていると思います。
あとは数字ですかね。分かりやすく、最初にマウントを取るのは簡単なことですからね。あとは「やったことのないオタクに教えてあげる」という体裁を保つために、ハッキリとした数字を押し付けていきたい、という気持ちが読み取れます。
数字って明確だけど残酷なんですよね、わかります。
イベント前
7月16日、15時に突如イベント予告がされました。そこには私の担当アイドルである「喜多見柚」がいました。
最初は「取れても500位かな〜」とか「仕事あるしやれて二桁かな〜」と思ってたんですが、どうしてあんなことになったんでしょうね。
はい、オタクやりがち。
「あんまり悩まず全力でやるつもりだった」なら正直に言えばいいのに。
ちなみに別パターンには「前回の悔しさ」を述べるオタクもいますね。彼らは結構筋がしっかりしてるので叩く要素があまりないです。
「なんとなく」とか「ノリ」で理由を片づけるのが良くない、と思います。
この予告から、私は様々な準備をしました。
まずは端末。
当時最新のiPad Pro5 をすぐに購入しに行きました。コレが早いのなんの。今までにない速度を感じることになりました。
そして仕事の日程。幸いなことにテレワーク可能な職種のため、ギリギリで次週の勤務予定を調整し、出来るだけイベント期間中は触れるようにしました。
そして食料。イベランカー御用達の飲み物、キレートレモン。こちらを3箱18本。
そして知り合いのミリシタで何度も上位をとっているPにオススメされた、ゆで卵を40個近く作ってイベントに備えました。
保険で魔剤も何本か用意しましたが最終日以外は使いませんでした。
端末とか食料とかの準備とか、ここは正直あんまり深く書くこともないですね。オタク、ゲームが大好きなだけあって端末には気持ち悪いくらい詳しい。ぶっちゃけ本当に参考になる箇所も多い。この箇所だけ読めば多分時間と金と覚悟で大体のゲーム出来る。彼らの記事の価値の8割はココにある。
僕が前述のイベラン記事を書いたとき、正直ここはカットしようかなと思いました。いいパロディが降ってきたので書きましたが。
あ、言い忘れた。
ここで魔剤イキリが過剰なオタクは正直あまり参考にならないことを書いてる可能性が高いです。
イベント中
1日目
この日はイベント期間中唯一の出社でした。イベント開始に合わせて休憩が取れたのは救いだったので営業だけ触り、あとは退勤後からノンストップ。
退勤後、このイベントが222時間という長さであることと、エンブレムの貯めが9999→99999になったことを知りました。
長丁場、さらにジュエルの消費量に怯えることになります。
まぁ無くなったら足せばいいやと思ったので特に気にせず。
午前4時くらいに15分仮眠を取りました。
2日目この日はテレワーク。午前中の会議以降は触りながら作業。同じように午前4時くらいに仮眠。
3日目この日もテレワーク。仮眠はこの日は少し長めに。
4日目この日からなんと4連休。オリンピック万歳。それに加えてオタクと集まる予定があり、土曜までリアル介護を受けることになりました。
5日目何故かアスレチックに。イベラン中のオタクを労ってほしい。
円盤の持ち込みもあり久々の徹夜に成功。
6日目何故かイベント中にこんなにデカい刺身を食べています。この期間は
この日から後半戦。この時点での順位はこんな感じ。
ここで「ホントに一桁いけんじゃね?」と思うようになりました。
後半開始前のオタクの送迎中に3時間ほど睡眠。
7日目後半戦2日目。正直いちばんきつかった。
4連休最終日、周りにオタクもなく通話もなく孤独な状態、
ここで初めて脳バグを起こしました。
脳がゲームを拒否するので勇気の4時間睡眠を取りました。コレが最善の選択でした。
8日目この日から仕事に復帰。久々にたくさん寝たので気分も良く、計画通りに進めました。停止したのは昼休みの1時間ほど。
9日目特筆することなし。
最終日日付が変わって3時ごろに30分ほど意識を失ってしまい、封印していた魔剤を解禁。仕事を気合で定時前に片付け、16時から通話を募集。20時の時点で順位は確定していたのでスコアタをして、イベント終了。
読むのキツかったですよね?!?!?!?
ごめん。俺も書いててキツかった。
この箇所、ツッコミどころがたくさんあるんですが、まずは書き方。
日ごとに区切って書くの、マジで読みづらい。
毎日同じことの繰り返しをするのがソーシャルゲームの悪いところなのですが、その悪いところを実況して面白くなると思ってるんですかと本気で問いかけたい。
案の定、同じようなことを書いてる日が存在するし、9日目に至っては書くことなくなってもうてます。なら書くなよ。
ここを稼働時間などのデータで埋めてる方もいますね。埋まってる分まだマシだけど、マシってだけで数字が大きいほど中身が無いから書くことがないのはまた別の話。
そして専門用語の多さ。「脳バグ」とか「リアル介護」とか。
ホンモノの文章にはもっと多いけど僕にはこれが限界でした。
人に読ませるなら説明しないといけない言葉はちゃんと説明するか、「」で囲って「わかる人にはわかるけど知らないほうがいいよ」感を出すべきではないだろうか。ボブは訝しんだ。
最終結果
6位
1306880pt
(イベント終了時の画像)
結論を二度書くな~~~~~!!!!
これ、やってる人そんなに多いわけではないんですが、たまに見ると卓上調味料をこぼした机の上に光村図書の国語教科書全巻をご厚意でサービスしてやりたくなってしましまいます。
ちなみに僕クラスになるとこれ見ただけで笑っちゃう。こんなオタク叩きにはならないようにね。
感想
割愛
ここ、正直言及しにくいんですよね。どれだけここまで0点の展開をしてきてもここだけはいいこと書いてる人間もいます。
数字以上に感情が出てくる人間、僕は好きですよ。
おわりに
通話に付き合ってくれた皆さん、応援してくれた皆さん、ありがとうございました。そして喜多見柚をはじめ、ユニットのアイドルの担当の皆さん、お疲れ様でした!
この記事がイベントを走りたいという人の助けになれば幸いです。
最後が、最後が薄っぺらい偽善者感を増してることに気づかんのか......
ここまで散々読み手のことを置き去りにしておいてコレかいと突っ込みたくなる。マジで。
文章の流れも面白いですよね。
周りの人への感謝
切磋琢磨した他人への激励
まだ見ぬ読み手への配慮
この本心から順を追って遠ざかっていく実に見事な偽善の三段跳び。
これ、見るたびに笑いが止まらなくなる。
と同時に、これを見て頑張ろうと思うピュアな人間がどれくらい存在するんだろう、と思ってしまいます。
はい。
妖怪オタク叩きとしての、斜めオタクとしての自分をしっかりと出して行けたので満足です。今回はこの文を読んで笑ってくれそうなオタクを想定して書きました。少しでも笑ってもらえたら幸いです。
ここからちょっと追記。
一応保険かけるんですけど、極力オタクの国語力と腹黒さ、自己顕示欲、みたいなところ以外は叩かないように書いたつもりです。
僕も他のオタクの記事にあるように、スプレッドシートで速度を管理したり、死なないように、楽できるような編成を考えたり、対戦相手をまとめたリストを作ったりしたことがあります。
そういう頑張る姿勢みたいなところは、否定するつもりはありません。とだけ。
ただズレてたり自分の主義主張にあってなかったら叩きますけどね!
追記終わり。
なんか最近ブロガーかってくらい文章を書いていますが、最近気づいたことがあって、それが「ストレスの発散が基本的に言葉に向かう」ということです。精神が不安定だと筆が乗るみたいなので、心の健康に気を付けていきたいと思います。
多分、好きなものを好きって言うことに、恥ずかしさが拭えてないんだろうなぁ。
では。
ぴぃ高