アローラ!
ぴぃ高と申します。
個人的に「激動」だった11月が終わりを告げようとしています。Rebel one turning points…
この月は毎週末何かしらのライブかイベントが開催され、至る所に飛び回っていました。
ギリ日本と呼べる土地の南端に住んでいた一年前の僕には考えられません。あの土地、一回東に行くだけで50kは見積もらないといけないので……
あのとき地元の企業を蹴った選択は間違いじゃなかったかもしれないですね。
さて、この11月。
毎週末何かしらあったのにも関わらず
「感想迅速」
「あさい、はやい、きもい」
ブログを書き続けている僕が2週目にあった「22/7」以外の記事を世に放っていませんでした。
もちろん文章は用意してあったんですが、
ステージに立っている皆さんがネタバレを避けていたこともあり、ずっとお蔵に閉じ込めていました。
そういうわけで、鮮度は落ちているのですが、
心から「楽しかった」「好きだ」と言えたライブについて改めて振り返っていきたいと思います。
今回参加したのは声優アーティストグループ、「DIALOGUE+」の1stライブツアー「DIALOGUE+1」。
全4か所のツアーのうち、運よく神奈川、大阪、ファイナルの東京公演の3公演に参加することが出来ました。
特に意識するわけでもなく、ふらりと立ち寄ったようなはじめてのライブで、
「いや、目の前でマジでヤバいこと起きた!!!!!」
↑
こんな感じの衝撃を受けてから早半年。
普段好きなんだか嫌いなんだかよくわからない元々住み着いていたコンテンツに毒づいたり、体験したこともない場所に行ってみたりしたことをこのブログに何度か書いてきたんですが、その裏である種、支えのように応援しつづけてきたのがこのグループでした。
社会にはじめて出て、仕事に失敗したときも、
知らない土地、知らないイベントに参加するワクワク感を感じているときも、
24時間一生ソシャゲを触り続ける謎の拷問を過ごした7月のあのときも、
彼女たちの音楽をある種のドーピングのように投与し続けていました。
いやマジで、自分のなかに音楽で層が形成されるほど聴いたの、アーティストではBase Ball Bear以来だと思う。ベボベを陸地としたDOPING PANDA、NONA REEVES、Mr.Chirdrenという己の音楽基盤に新たな層が築かれるとは思わなかった。
そんなグループのツアーに参加して、3か所、いろいろな視点から公演を観て、様々な感想を抱きました。
各公演に対して自分なりのサブタイトルを付けて、その感想を吐きだしていけたらなと思います。
・10/24 「EASTER/復活祭」〜神奈川公演
ときは遡ること10月24日。この日はツアー初日、神奈川公演で
正直なところ、この日は個人的な不安要素が沢山あって純粋にライ
半ばパワハラ気味に吹っかけられた仕事と、直近に参加した某コンテ
そういうちょっとしたネガティブな気持ちは、開演10分ほどで吹
オープニングから間髪入れずはじまった「夏の花火と君と青」
やっと聴けた。ありがとう。
何か音楽グループを追ってる人間あるあるだと思うんですが、「ず
目に新しい可愛い衣装をまとったメンバーが、かいかいせんげん!
仕事でそもそも申し込めなかったときとか、
チケット持ってたけど感染症のアレコレで払い戻しした回とか、
別の遠征先からとんぼ返りするつもりが飛行機が飛ばなくてチケッ
その「どうしても行けなかった」経験と「どうしても聴きたかった
この日とても印象に残っていたのは、「あやふわアスタリスク」。
ライブの前半、相当かっ飛ばしてきたところにすっと入ってくるこ
オタクはよく褒め言葉として「予習しなくても楽しめる」と言いま
この楽曲に関しては「予習したほうが楽しい」という別ベクトルの
何度か聴いて、ときにはスポットごとに巻き戻し、再生して、いろ
もちろん音だけではなく、表現もそう。この曲のフォーメーション
そして本編終盤「透明できれい」。
こんなズルい楽曲作るの良くないと思う。
この日を迎えるまでに「聴きたいし、聴く準備までしたのにどうし
歌詞が「時系列そのもの」なの、ホントに無理。「ミライキャンバ
ちなみにちょっとフライング気味で先っちょだけ書いた記事でこんな表現をした楽曲こそ、この「透明できれい」でした。
2017年3月、Base Ball Bear、鹿児島公演。
そこで披露された「ドラマチック」以来に「コンテンツライブ以外の楽曲」でちょっと泣いちゃいました。最近メンタルに打撃を受けてたこともあって胸が詰まる思いになりました。生の実感って、こういうことだなと。
この日、ちょうどこのグループに出会って半年でした。半年追い続けられる何かに出会えることが珍しい自分にとって、「活動を追いかけたい概念」が手元にしっかりと戻ってきた感覚を得た、「復活祭」のような一日でした。
・11/6 「情報」~大阪公演
というわけで約1年半ぶりにやってきました、関西。久々の夜行バスに乗り込んでやってきた土地でのライブ。
このライブのサブタイトルは、この公演が終わった直後に身内に最初に言った一言です。
普段「まぁ入れるだけ運あるから良いか〜」というスタンスで居るので、あまり席の話をしないのですが、この大阪公演は今までのどの現場でも体験したことが無かったくらい席が良かったです。
そんな席で得られる情報量の多さに頭パンクしかけて、出て来る言葉のまとまらなさ、整理の出来ていなさに自分でも引いてしまうくらいでした。
この文章の下書きはそのパンクが多少解消した翌日に書いたものですが、見返しても「オタクキッツ…」としかならないものでした。この「情報」に毒された文章、ほぼ原文で叩きつけます。長いです。
その日、宝物を握りしめるようにチケットを持って席に向かうと、ステージとの距離に頭がバグりかけました。
7月、定期公演「フラフラ」に参加したときも列は同じくらいで左端だったんですが、今回は真ん中ちょい右寄り。楽器の配線もステージサイドも見える。人もいないのに情報が頭にパンパンだにゃん。
オープニング映像。
私情100%なんですが、僕「6」という数字にいろいろと因縁がありまして。
日常と数字が絡まった演出の中で、6という数字が濃いピンク色に染まったときに
「いや、「そういうこと」なんだよなぁ〜」と腕組みしてしまいました。オタクの習性その1、何かと推しにこじつけがち。その2は無い。
そしてDIALOGUE+と生バンといえばコレ!と言わんばかりに鳴り出した「かいかいせんげん!」
ツン、とくる感じの声(リア友にはじめて映像を見せてもらったときホントに「ワサビみたいな声してるね」って言ったらしい)で
「ハイハイハイハイ!!」と飛び出してきた村上さん、そして内山さん。
何コレ。近いんすけど?
2人がちょっと気持ち遠め(それでも相当近い)のポジションに散っていくのを見ながら、僕が思ったことは、
「あ、やばい、コレ神奈川の立ち位置的に、真正面に来るやつだわ」
守屋さんとのポーズを決めて(あれオードリーだったらしいですね。詳しくはツイート参照)
来ちゃった。真正面に推し。
気にせんでも良いのに「え、俺メンバーTシャツアイロンかけ忘れてないよね???」とか気にしはじめるくらいには動揺してましたね。
軽く深呼吸してとりあえず衣装を細かく見回しました。まずは宮原さん。動き回るアクティブ感とプリンセス感が絶妙に調和して似合ってる。100点。いや5000兆点。だってあなたはプリンセス。
他のメンバーの衣装と比べると襟がかっちりしてるな〜と思いながら少し目線を下げると首元のチョーカーに気付きました。神奈川の位置からは気づかなかった。細部まで素晴らしい仕事ですね。いつも衣装作ってくれてありがとう!衣装展最高でした!!!
後日ラジオで宮原さんが衣装についてお話ししてたのですが、他のメンバーの方のイメージについても聴く機会があれば良いなと思いました。料理企画リベンジの次に待ってる。
贅沢にオープニングから夏の花火と君と青の一曲分の時間まで使って他のメンバーの衣装や色んなところまで目を配りました。
稗田さん、守屋さんの衣装の蛍光色とか、飯塚さんのめちゃくちゃ綺麗な姿勢と身体のライン。緒方さんの衣装の肩出しとかヘアピンの位置とか。この位置だから得られる情報が目白押しでした。
ちょうどこの週の木曜日のラジオで村上さんがホクロの位置の話をしていたので、ホクロ探索隊に入隊したのもこの日でした。
また、この日は前回に比べると、髪型がめちゃくちゃ遊んでたな、とも思いました。メイクさんとメンバーの皆さんが色々考えてるんだろうなってのが伝わってきました。特に鷹村さん。短めの子がちょっと束ねたのに弱いので良いね。いやショート派閥なんすけど。守屋さんのサイドテールとか稗田さんのお団子も変化があって良いなと。
あと内山さん、めっちゃ髪切ってましたね。後日ラジオで言ってたけど。マジでばっさりいったのが分かりました。それでいてツインテールでちゃんと遊んでるのも良い。
こんな感じのファーストインパクトの情報過多を乗り越えて以降は、全編を通して宮原さんを中心に見ていてました。公演が終わってから3日間くらいは無限にフラッシュバック。推しに狂う感覚、ってことなんすね。
スイッチの入った顔、曲間の真顔、弾ける顔、全てを吸収し尽くしました。動きを止めているときに瞬きを全然してないことを新たに知りました。
ネイルの色は黒とか紺とかサファイア系統の濃いめの青だったのかな、Twitterとかで数多の女性声優の皆さんが「本日のネイルでした!」と画像をアップしては「いや、見えないが?!」とツッコミを入れていたのですが、この日はその「都市伝説の存在」に近づけた日でした。
以上、ビジュアルに対する早口ゾーンでした。コイツ良いねしか言ってないけど大丈夫?全肯定オタク嫌いって言ってなかったっけ?
ということでここからはこの公演の楽曲の伸びポを。
恒例のタイトルコールから始まった「アイガッテ♡ランテ」。良い。初披露の「フラフラ」の配信から、このタイトルコールを使いこなしてる感が変化として見える発声でした。味を占めてるとも言える。ポーズもついたし。
ベースの低音が映える曲に負けないドスの効いた81コンビラッププラス守屋さん、ノリノリで飛び跳ねてしまいました。
あ、役に立つかは不明ですがこの周辺の曲のつなぎでの飯塚さんがステージサイドで手をブンブンしてすごく楽しそうだったというプチ情報を付け加えておきます。曲間の水飲みあんなに楽しそうにしてる人はじめて見た。
衣装チェンジ後最初の曲、「謎解きはキスのあとで」。衣装ガン見太郎になってた。ビジュアルの話終わりって言ったな、あれば嘘だ。ケープ、それ自体がシマシマのラインがあって可愛いのにそれがふわふわ舞うのが目に毒。
この曲は内山さん、宮原さんメインの曲。歌詞振りの度に酸素を求めてる魚のようにキョロキョロしてました。目に収めたいものが多すぎる。
切なげな表情、軽い表情、悪い表情、
ラップみたいになってきたこの叙情。
傘で表情が見えなかったり見えないと思ったらちょっと見えたりするの小賢し……曲の様子を表現した良い演出だと思います!出来ればマルチアングルを導入してくれませんか?あのゲーミング傘意外と防御力高いんですね。そういう歌詞の曲と言われたらそれはそう。前だからこそ見えた犯行現場の様子は言語化出来ませんでした。
キョロキョロしてた副産物として、ちらっと目に入った稗田さんが傘ノリノリで振っててちょっと笑った。傘を回させるスピードも他のメンバーよりちょっと速かった気がするんだよね。高性能稗田モーター。
チェンジした衣装にピッタリな雰囲気の「プライベイト」。シャボン玉で視界を制限する特殊演出が入ってましたね。この曲だけ、いやホントに「この曲だけ」、フォーメーションの都合と無限に湧き出る泡のせいで、「え~、どこ見ようかぁ~」と贅沢な悩みを抱えました。
1分後。
内山さん?惑わさないでください。
顔が良い。何?。やめてください。チロチロ口元緩めるのズルい。やめて。堕ちるから。この曲だけ推し色が薄くなってました。
CUE!の推しが六石陽菜ということもあって、そちらのライブに行くときは内山さんに比重多めで目を向けて楽しませてもらっているんですが、先述の口元とか、「DIALOGUE+の内山さん」と「六石陽菜役の内山さん」の表現の違いを改めて見て取れたような気がします。
あとコレ。この曲と言えばココ。ラストの無音×緒方さん。あそこはいつ聴いても持ってかれる。圧倒。ベストアクト。無音の後の青色は何時聴いても伸びるんです。
その次に来るのが「Domestic Force!!」なの、温度差で狂うっちゃ。
生バンドじゃないともう満足できません。身内のオタクにも「これはね、飲みの一杯目の生並みに生安定だよ」と言い聞かせ続けたことが伝わっていたようです。
宮原さん、飯塚さん、内山さんのシャウト、いつも以上の電流を感じました。その電流で次の曲は宇宙に飛ばされるんですけど......
???「私のコイルの出力は120万ボルトよ。」
村上まなつ「ザ・ワールド!!!!!」
「星に願いを できるだけ愛を」
このイントロからの入りで時間が止まる「おもいでしりとり」。
ホントに良い。いつも良いんですよ。間違いなくスタンド使い。
この曲はこの冒頭含め、スタンド使いが大量に出現しライブ会場が杜〇町と化すのですが、、、
…...いやアカンでしょ、あんな至近距離で「好きです」なんて浴びたら。堕ちるわ。いや堕ちてたわ。心臓を掴まれるのでダメ。今回は少し優しめに言う感じでしたね。毎回言い方ちょいちょい変えてるのがね。悪い。良くない。(褒めてる)
表情も少しニヒルな感じ出てたように思いました。ズルくない?
直近のASMRで何か悪いことを学ばれたのでしょうか......
え、ご存じない、ではこちらをどうぞ......
【百合体験】図書室ノ恋 ~小声でめくる二人のページ~【CV:宮原颯希】 [SukeraSono] | DLsite 同人
終盤にかけてこれでもかと畳みかける締めとして、村上さんの舞からスタートする「花咲く僕らのアンサーを」。7月の定期公演で浴びて以来、なんだかんだいちばん好きな曲どれって聞かれたらコレかもしれません。聞いたら幸せになるハッピーの爆発みたいな曲。7月のように最初に来ても、今回みたいに畳みかけの締めに来てもイイ。ステージ上の弾けた顔がいちばん好きな曲。
7月、参加したのはゲネプロの方だったのですが、そのときとあるディレクションがあったことを記憶しています。(伏せるべきかどうかわからないので事実以外は伏せますが)
間近で浴びて、「あ、ここにピークを持ってきて、そのパフォーマンスをどんなときでも引き出せるよう、そのためにもっと努力されたんだろうな」ということがものすごく伝わってきました。
歌詞、音に対して神奈川でただただ呆然としてしまった「透明できれい」も、この日はさらに「情報」が乗っかって重みを増して。
フォーメーションと歌唱の交換のところ、そういった細かいところの丁寧さ、繊細さ。サビになるとそこに堆積されていく力強さ。鷹村さんの肩に手が添えられていくような振り付け、サビの力強い稗田さんの動き、飯塚さんの表情、最後のワンフレーズを紡ぐ宮原さんの目。この曲を聴くたびにフラッシュバックしています。東京ドームシティでも頭を抱えてました。
あ、宮原さん紙吹雪の後ピンポイントで頭にひとつ残ってて緒方さんに取って貰ってたのホントここだから見える特権って感じでしたね。周辺のオタクみんなニッコリしてた。ん、俺も......
そしてアンコール。
おなじみゲーミングTシャツ、メンバーカラーのラインが右肩に加工されていて、かわいい〜ってなりました。
MCの内山さんは単純にズルい。(誉め言葉)何度惑わせるんですか。
そしてアンコールの二曲。浄化されて、ハジけて解散!という流れ。Base Ball Bearでいうところの「ドラマチック」→「祭りのあと」のような鉄板の方程式。「好きだよ、好き」と「ダイアローグ+インビテーション」、僕のなかでそういう位置に置かれるようになったんだなと感じました。
本編最後、ホントサービスタイムだった。近いしちょこちょこ見てくれるし。手を振ってくれたのでパステルカラーTシャツも悪くないかな。公共の場では絶対に着ません。身内のオタクにも多分着ているときの姿は見せていないくらいなので。
退場時の内山さんと村上さん、2人の「おおきにー!」がしっかり聞こえたのでもうありがとうございました。この幸運を胸にしまって生きていきます。
これが大阪で僕が得た「情報」から紡がれた文章です。好きなものを過剰摂取すると、人は狂う、そういったところが伝われば幸いです。
・11/28~ 東京公演 「今」と「視座」
そして千秋楽、東京公演。
情報過多でリアルに「あばばばば」と言ってた(←マジらしい。直後に会ったリア友談)大阪公演から3週間。
この日から数えてだいたい7か月前、たまたま握ったチケットで入った場所、東京ドームシティホールに頭のてっぺんから沼の水に浸かった状態で帰ってきました。
しかもこの日の席が初めてこのグループに触れたライブとほとんど同じ席、という「てがみ保留で防人が当選する」よりは多分薄い確率を引きました。
ちょっと俯瞰気味のこの席で感じたのが自分の今の立ち位置、目に映っている「視座」の変化でした。
だいぶ自分の気持ちが中心になると思うので、まずはこの日の伸びポから。
現代の野球で重要なのは「2番、3番」だということをご存じでしょうか。
今年日本一になった東京ヤクルトスワローズも「青木宣親→山田哲人」という並びが機能しはじめてから、加速度をつけてシーズン優勝に駆け上がりましたし、大事な大事なシーズン終盤で打線が機能しないアホ千葉ロッテマリーンズも、「マーティン→中村奨吾」がハマっていた時期の強さは目を見張るものがありました。
今回のツアーでその「2,3番に」位置づけられていたのが「ドラマティックピース!!」と「シュガーロケット」でした。
「刹那げで切なげ」な一発もあるオールラウンドな一番打者、「夏の花火と君と青」を受けてセットリストを「リスト」にする役割として、メンバーの皆さんの最初の発声や、2番中盤のセリフパートのように声でかき回す「ドラマティックピース!」、振りがとてもダイナミックで体で魅せる「シュガーロケット」がこの引き込ませるライブの最大の着火剤になっているんだな、と。
「Domestic Force!!」と身構えていた身体に降ってきた新曲、「ガガピーガガ」、この日の大きなサプライズでした。鷹村さん、稗田さん、宮原さんがメインで声が通る強さのある曲だなと感じました。水平さんみたいなポーズ、かわいい。
そして俯瞰した視点から見つめる「Sincere Grace」。
皆さんの「今が好き」という言葉を受けて、きれいに、ていねいに進んでいくこの楽曲、指先の動きまできれいでした。なんというか、昔見た「ディズニー・オン・アイス」のような感じ。
「君に知ってほしい」と手を伸ばす振り付けが大好きです。特に緒方さん。めっちゃいい。
さて、ここからはこの公演で感じたことを。
「はじめて浴びた席」とほとんど同じ場所でこの公演を観て、まず実感したのは、「得ていた視点の差」でした。
ある程度フラットというか、「知らん音楽、はじめて生で見る人たち、楽しい!」という気持ちで過ぎていった時間と比較すると、ある程度「ここを観たい、楽しみたい」という楽しみ方をしていたり、「推しオートエイム機能」が眼に実装されていたり。(謎解きはキスのあとで、傘を持ってジャンプしてるとこ結構縦にダイナミックなんだな~とか、よくわからない箇所覚えてる)
こういう自分なりの視点を楽しめて、好きな箇所を文字に起こせるコンテンツのひとつになったな、と感じました。
そして「視点の引き出し」が増えていたこと。
東京公演中、流れているいくつかの曲を浴びていると、行った公演の記憶がフラッシュバックして頭を抱えることが多くありました。特にこの日は直近の大阪のことが多く流れてきました。こういう記憶を引き出せる「音」「表現」「感動」を常に提供してくれるグループに出会えてよかったなと。
その引き出しからから引っ張ってきた記憶のひとつが、内山さんのMCにありました。
言葉自体もそうですが、「伝えること自体が困難な状況を超えてきた」過去のMC、そのフラッシュバックもあって、釣られて泣きそうになりました。
こういった視点、視座の獲得に気づけた、そして自分自身の今の立ち位置、今の好きなものを改めて自覚できたのが東京公演でした。
・おわりに
このツアー、結構嬉しかったことがいくつかあって。
その中のひとつに「同じことを楽しんでくれる人がいる喜び」がありました。
過去に触れてきたコンテンツで基本的に「同担が苦手」なスタンスをとっている自分にとってない感情でした。
明らかに他コンテンツのライブなのにCD配ったら興味を持って聴いてくれたり、
通話で適当にBGM弄って聞かせてたら知らぬ間に曲を聴いてたり、
なんかTLのオタクが勝手にハマってたり。
リア友2人は「暇だろ、来いよ!w」と呼びかけたら大阪の一般なんか握ってましたね。フッ軽すぎるだろ。ちなみにリア友こと、森くんのお気に入りは「I my me mind」で、「Base Ball Bearみたいな音がしたから」でした。
なんというか、純粋に「知ってほしい何かがある」のはモチベーションのひとつなんだろうなと思います。
一番言いたいこととしては、
「今が好き」
「どうしようもないくらい 好きになってね」
この言葉を深く突き刺してくるものに出会えた7か月に感謝。
と、いうことで次なんですけど、「簡単に好きなものは変わらない」というもう一つのパワーワードを突き刺してきたある概念についてこちらも感想文を投げられたらなと。
おわり!
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