ぴぃ・ダイアリー

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心が揺れた瞬間を、出来るだけ書き留めておきたい、そんな場所です。

2022-01-01から1年間の記事一覧

「LIVE IN LIVE」~about CINDERELLA GIRLS

「どうしてこんなに 好きになったの」 ふとした気まぐれで他所の畑を覗きに行ったつもりが、気付けばおよそ7年の付き合いになったアイドルマスターシンデレラガールズというコンテンツ。 そんなコンテンツの歩んできた歴史に沿いながらも別物として存在する…

Forever,Forgive,(never)Forget ~「CUE!」4th Party 「Forever Friends」

・「Forever」 この単語が、概念が苦手だった。 きっかけははっきりと思い出せないけれど、中学生のときには英作文を作るときから意図的にこの単語を敬遠していたことは覚えているから、この拗らせが相当根強く重症であることは強く実感している。 永遠とい…

女性声優を観にアイドルフェスに行った僕が気付いたら北国を掘削するモグラになっていた件 〜今更戻れと言われても、もう遅い~

なんとなく、避けていた。 そんな感覚が無かったと言えば嘘にはなる。 それがTIFというイベント、 もといアイドルフェスという概念であった。 遡ること2015年8月31日。 ひとりのオタクが死んだ日。 いや、転生することを決めた日と言えば良いのか。人生では…

一年を超えた「好き」に改めて向き合った一日 ~DIALOGUE+「puzzle」東京公演

何かを「好き」というその熱量が、冷め切る前に1年が経過することはとても難しいことだけれど、その1年を超えれば、確実に自分の中で、揺るぎない気持ちが出来ているはず。 気付けば長くオタクとしての生涯を送っている僕の実体験に基づいた持論がコレ。 対…

はじめてのラブライブ!で観たこと、感じたこと

ミア・テイラー。 令和4年、僕が恋した女性のうちのひとりであり、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーである。 オタクのくせに滅多にアニメを観ない、どちらかと言うと原作派のスタンスを取り続けた僕が、数年ぶりにリアタイするほど心揺さぶられた…

好きの気持ちを採寸して、着飾って~ 喜多日菜子と、シンデレラガールズに仕立てられた二日間の記録

出会いはドラマみたいに、奇跡めいて何気なく突然で。 「別の友達が行けなくなったから穴を埋めてくれない?」という、安いドラマの脚本にありがちな合コンの感覚でやってきた会場。 ミラーボールの回るなか、お目当ての女性をはじめて生で観て、大興奮する…

1/50を追い続けて、引っ張られて~10th Anniversary Celebration Animationと喜多見柚にまつわるエトセトラ

「引っ張られたい女と、引っ張りたい女が居るから」 普段仲良いと僕が思い込んでいる人間たちに「どうして未だにシンデレラガールズのゲームを続けているのか」とよく聞かれることがある。(僕もどうしてそんなゲームまだ続けてるの、と彼らに言いたくなると…

The heart without "Training wheels"

*やるせない気持ちを表に出さずにいたらパンクしてしまうのでこの場があります。 というわけで普段、表には出さないことをバンバン書いていく闇の回。今の自分を形成する上では欠かせない概念が手から離れて行きそう、という話をしていこうと思う。 CUE!、…

「新世紀の〇〇ソング」 〜知らない「音」を浴びに行った記録~

何もそんなに暑くなくていいんじゃないか、と思うような太陽。 こんな季節が来るたびに思い出す光景がある。中学生のときの、野球部の新チーム初戦。太陽と重なった打球を見失って負けてしまった日。 下級生からベンチ入りしていた僕が野球ではじめて味わっ…

「ミリシタ」を辞めて、半年が経った。(2)

*この文章は、先月書いた文章 island7beauty.hatenablog.com コレの「続き」のつもりです。新しい「好き」を拾う過程で、昔の「好き」にふと寄り道したときのお話。別の記事とくっつけるつもりだったんですけど趣旨がズレそうなので個別になりました。 -----…

9ヶ月ぶりに観た、大好きな演技に惹き込まれてしまったお話~「イロアワセ vol.3 〜LiLY whIte〜」

「愛はきっと奪うでも 与えるでもなくて 気がつけばそこにあるもの」 このフレーズは、僕が敬愛する詩人のひとり、櫻井和寿氏により1996年に紡がれた「名もなき詩」の一節である。 www.youtube.com 物心ついてから、父親の車のカーオーディオで聴き流してき…

「ミリシタ」を辞めて、半年が経った。

ミリシタを辞めて、半年が経った。 とまぁ、こういう書き出しをするとまたどこそこの信者が湧いてきて、 「グリーの老害がまた騒いでる!」 「シンデレラしか触ってないヤツが口を出すな!」 「周年前の空気に水を差すのはやめてくれない?」 「アイマスは紛…

Dear My HERO ~僕の青春を作った歌を、浴びた二日間の記憶(1)Base Ball Bear「日比谷ノンフィクションⅨ」

アローラ! ぴぃ高です。 普段は女性声優にニチャニチャした記録が大半を占めているこの場所なのですが、久々に本来の目的である「良質な音楽を届ける」という役割を果たしたいと思います。 今回参加したのは、「Base Ball Bear」と「Mr.Children」という、…

気づいたときには、面はウマだし沼の底。~ウマ娘歴2か月の浅めオタクによるウマ娘4th横浜Day1ライブ・レポート~

〜前回までのあらすじ〜 キャハッ♡ 私ぴぃ高! 数多のソーシャルゲームに嫌気がさしてひとり空中都市、オリンパスのファイトナイトに引きこもっていたの。 そんな私の目の前に突然現れたお馬の耳したお姫様、一番人気、カレンチャン! 「カレンのこと、ちゃ…

手を離れた、大好きをまた、拾いに来た。〜CUE!2nd <br> 3rd

アローラ!ぴぃ高と申します。皆さん、連休はお楽しみでしょうか?僕は繁忙期! この時期に連休を取得するのは外道と言わんばかりの視線を浴びながら勤怠表に〇を記入し続けている日々でございます。 4-5月の日程が「修羅/DOES」すぎる。まだ祝日残ってるだ…

2022・雑記vol.1 ~記事にはならなかった諸々のお話~

アローラ! ぴぃ高です。 今回は前置きなく。タイトルの通りの雑記。 記事にし損ねて旬が過ぎちゃったイベントとか近況にかるーく触れるだけの回です。あっさりめでいきます。 ・2/12 P's LIVE ポニーキャニオンさんのご好意により謎の最前ドセンチケがご用…

しがないひとりの喜多見柚・喜多日菜子のオタクによる、シンデレラ10thファイナルまわりで起きたあれやこれや。

アローラ! ぴぃ高と申します。 最近、お気に入りのパーカーに家系ラーメンのスープを溢してしまい、そのシミを眺めては切ない表情をしている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 巷に溢れるシミ抜きの方法を試してみたんですがどうしても残っ…

春、出会ってしまった新しい沼 #6人目 #推し #カワイイ

アローラ! ぴぃ高と申します。 暦の上では3月。そろそろ本格的に春が近づいてきていますね。 そう、カスみたいな季節こと、春です。 目は痒いわ鼻は詰まるわ、人体に対して無限の苦しみを強いる生き地獄。どれだけ木材として人類に使われることに恨みを持っ…

久しぶりに浴びた、好き「だった」ミリオンライブ!

〜警告〜 今、アイドルマスターミリオンライブが好きな人は、絶対にこの文章を読まないでください。 斜に構えた思考がウザすぎて、主のことを殴りたくなってしまいます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー アローラ! ぴぃ高と申します。 世間は…

「簡単に好きなことは変わらない」ことを突き付けられてしまった話〜「喜多見柚」そして「道明寺歌鈴」

アローラ! ぴぃ高と申します。 突然ですが、2022年1月26日は何の日でしょうか? そう、テレビアニメ「CUE!」の主題歌CDである AiRBLUE「スタートライン/はじまりの鐘の音が鳴り響く空」の発売日です。 スタートライン/はじまりの鐘の音が鳴り響く空 AiRBLU…

2022年、初現場。感じた「歩み」と「力」~DIALOGUE+「ぼくたちの現在地2022」「moon-side」

アローラ! ぴぃ高と申します。 今年こうやって文章を書くのは初めてですね。 年は変わりましたが、変わらず参加したイベントの感想中心に、好きなように自分の視座を言葉にしていこうと思います。 さて、2022年。 毎週何かしらの現場に参加していた2021年10…